第16回 手軽に楽しく、パーソナライズされたコミュニケーション――2014年のマーケティングトレンド【連載】海外事例に学ぶマーケティングイノベーション

ソーシャルメディアで交わされるコミュニケーション作法を注意深く観察すると、デジタルマーケティングのヒントが見えてくる。ポイントは「ディスポーザル・コンテンツ」「ブランド・バンター」「細分化社会コミュニティ」の3つ。手軽に、楽しく、そしてパーソナライズされたコミュニケーションが2014年のマーケティングトレンドだ。

» 2014年01月28日 08時30分 公開
[馬渕邦美,オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン]

 マーケティング活動のROI最大化を考える上で、いまやソーシャルメディアの活用は必須である。前回、前々回では、そのポイントをSocial CRMという観点から考察し、1)既存顧客に対する「販売機会創出の最大化」、2)新規ターゲットに対する「需要喚起」、3)「お客さまのネットワーク価値の最大化」というメッセージを提言させてもらった。今回は、海外のデジタルマーケティング トレンドを読み解きながら、2014年に注力すべきポイントを考察する。

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