金融業界ではいま、次世代の決済インターフェイスとして、“スマホを介したコンタクトレス決済”への移行実験を始めている。今回は、オーストラリアのCommonwealth Bankが開発したソーシャルバンキングサービス「Kaching」を紹介する。
ソーシャルバンキングとは、ソーシャルメディア上で決済を可能にする個人向け金融サービスのこと。日本では2010年4月に執行された「資金決済に関する法律(資金決済法)」によって、送金サービス(資金移動業)が銀行以外の一般企業でも提供できるようになり、携帯電話、Twitter、ソーシャルメディア、電子マネー、EC(電子商取引)を利用する人の間での送金が可能になった。
しかし、法整備は進んだものの、実サービスの普及はこれからだ。国内ではソーシャルバンキングの仕組みを利用できるプラットフォームの整備が遅れているからである。海外では、このソーシャルバンキングのプラットフォームが着々と構築されている。今回は、オーストラリアのCommon wealth Bankが展開するソーシャルバンキングサービス「Kaching」を紹介しよう。
第2回 地域活性化で雇用創出を――アメックスの小規模店舗支援プログラム「スモールビジネス・サタデー」
第3回 スマートフォンで小額決済、割り勘機能も――ソーシャルバンキングサービス「Kaching」
第5回 消費者の行動変化を見極める――2013年のデジタルキャンペーン設計
第6回 データ・サイエンティストに学ぶビッグデータのマーケティング・イノベーション3つのポイント
第7回 モバイルが利用される“モーメント”を選び、“モバイルムーブメント”を起こす
第8回 ソーシャルメディアでムーブメントを起こす際の心得
第9回 ソーシャルメディアで人間性豊かなコミュニケーションを展開するために
第1回 拡張現実(AR)の背景と現状について――私はいかにしてARに魅せられたか
第2回 設計図のないビル工事 〜パッチワークでは結果は出ない〜
第1回 統計データから紐解くマーケティングの「デジタルシフト」
第2回 コミュニケーション戦略マップ――BSC各視点の因果関係を整理
第2回 「多機能/高品質なのに低収益」――間違いだらけの顧客中心主義から抜け出す
第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある
第1回 CMOが日本の組織に馴染まない理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.