ドン・キホーテが「フォートナイト」に登場 狙いは？：MEGAドン・キホーテ渋谷本店を再現した空間でかくれんぼバトル

「フォートナイト」のインタラクティブな体験を通じて、国内外の若年層や訪日観光客との新たな接点を創出し、ブランドの魅力を自然に伝える革新的なプロモーションを実施。

[ITmedia マーケティング]

　パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス（PPIH）は、Epic Gamesが販売・配信するオンラインゲーム「フォートナイト」（Fortnite）のオリジナルゲーム開発を手掛けるtenshabiと共同で、「フォートナイト」のゲーム体験を活用した次世代型のマーケティング施策を展開する。国内外の若年層や訪日観光客との新たな接点を創出し、ブランドの魅力を自然に伝えて購買行動へとつなげることが狙いだ。また、ゲームと連動したキャンペーンを実施し、クーポンや特典を活用することで、来店頻度の向上やmajicaアプリ会員化促進を目指す。

MEGAドン・キホーテ渋谷本店が「フォートナイト」の世界に

　全世界で5億人以上の登録アカウントを持つ「フォートナイト」は、アクション満載のバトルロイヤル（勝ち抜き戦）ゲーム。自分だけの体験を作ったり、チームを組んだりすることができるのが特徴で、プレイヤーは友だちと一緒にグローバルなコミュニティーを作成、視聴、プレイをすることができる。

　今回提供されたのは「Don Quijote Prop Hunt」と題したゲームマップ（マップコードは8766-9172-0492）。「フォートナイト」で人気の「かくれんぼ」ジャンルを採用しており、プレイヤーは実在するMEGAドン・キホーテ渋谷本店を再現した空間で、店内の商品やアイテムに変身してかくれんぼバトルを楽しめる。

MEGAドン・キホーテ渋谷本店がフォートナイトの世界に登場（画像はプレスリリースより）

　tenshabiは、フォートナイトクリエイティブを活用したオリジナルゲーム開発を手掛け、企業や自治体向けにZ世代マーケティングを展開している。単なるゲーム制作にとどまらず、ターゲットに確実にリーチするため、インフルエンサーやストリーマーを活用したプロモーションやキャンペーンを企画・運営。さらにデータドリブンなマーケティング施策を組み合わせてゲームを超えた価値を創出し、効果的なブランド訴求を目指す。2000万プレイを超えるヒットタイトルの開発実績を持ち、リリース後もプレイヤー動向を分析し、定期的なアップデートを行うことで、ゲームの継続的な進化を追求している。