第18回 Facebook 動画広告始まる――「自分に合う相手を“探す”」から「より相手に合う“伝え方”」へ【連載】海外事例に学ぶマーケティングイノベーション

マーケティング活動ROI最大化のためには、ソーシャルメディアの活用が必須である。これまでこの連載を通じて、ブランドに対するサイレントマジョリティの声の活性化が現代のマーケターにとっては必須のミッションとなっていることを訴えてきた。今回は、そんなマーケターにとっての新しい“支援ツール”となるであろう「Video Ads」(Facebook)を紹介したい。デジタルマーケティングの世界におけるソーシャルメディア+動画広告の波は、これからさらに活発化するだろう。

» 2014年04月11日 08時30分 公開
[馬渕邦美,オグルヴィ・アンド・メイザー・ジャパン]

マーケティングツールとしての「Video Ads」

「Video Ads」とは

 動画広告「Video Ads」は、ユーザーがFacebookにアクセスすると、ニュースフィード上で表示される。最初は無音で自動再生され、クリックすると音声が入り、全画面再生に切り替わる。これまで、動画広告は、ユーザーに動画を再生するかどうかを確認後に動画を再生するやり方が一般的だった。しかし、Facebookは、ユーザーの確認なしに自動再生される動画広告を提供し始めたわけである。

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