企業PRにおいて、同業他社の情報発信について研究することは決して無駄ではありません。しかし、アテンション獲得戦争の中で、同業他社だけをライバルに設定した競争は、ひょっとしたら勝者のいないゲームかもしれないのです。本当のライバルを見極めること。まずはそこから始めるべきです。
アテンションエコノミーという言葉が流行したのは2006年ごろだったでしょうか。人々のアテンション(=注目の量)は限られているのに、その対象となる情報の量は増え続けており、情報同士による注目の争奪戦のような状況が起こっている、というような意味で理解されていることが多いかと思います。
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