データドリブンマーケティングは、「見える化」「分析」「仮説設定」「テスト」「改善」という一連の活動をPDCAで展開する手法である。これらの活動のうち、特に重要なのが日本人に馴染みの深い「改善=カイゼン」だ。
「第2回 デジタルシフトでマーケティングの何が変わったのか?」では、デジタルに移行することによるマーケティングの変化として、(1)伝える側の変化、(2)知る側の変化、(3)ターゲティング/最適化の3つを挙げました。マーケティングでできることが増え、分析/改善を通じて顧客に最適なものを伝えられるようになってきた、ということになるでしょう。
「デジタルによってできるようになったこと」については、この「ITmedia マーケティング」を含め、専門家の方々がいろいろなところで語られていますので、ここではデータを知り、そのデータをもって具体的なアクションに至るための重要なポイントについて話をしていこうと思います。
第1回 統計データから紐解くマーケティングの「デジタルシフト」
第2回 デジタルシフトでマーケティングの何が変わったのか?
第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある
第2回 「多機能/高品質なのに低収益」――間違いだらけの顧客中心主義から抜け出す
第1回 CMOが日本の組織に馴染まない理由
第2回 グローバル企業のマーケティング組織マネジメント
第1回 統計データから紐解くマーケティングの「デジタルシフト」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.