「アジアの中でなら日本は先進国」という認識を日本人の多くは持っているかもしれない。しかし、アジア地域諸国に比べても、日本のデジタルマーケティングの取り組みは遅れているという調査結果がある。この結果に、調査協力をした筆者自身、予想外の衝撃を受けた。
第5回と6回では日本の企業におけるマーケティングの現状と課題について、日本企業の経営部門、マーケティング部門、営業関連部門を対象とした調査結果を紹介したが、今回はまず、2013年11月に発表された「たAPAC Digital Performance Dashboard 2013」という調査結果を共有させてもらいたい。
第1回 統計データから紐解くマーケティングの「デジタルシフト」
第2回 デジタルシフトでマーケティングの何が変わったのか?
第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある
第2回 「多機能/高品質なのに低収益」――間違いだらけの顧客中心主義から抜け出す
第1回 CMOが日本の組織に馴染まない理由
第2回 グローバル企業のマーケティング組織マネジメント
第1回 統計データから紐解くマーケティングの「デジタルシフト」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.