AdjustとSensor Towerが共同で発表した「モバイルアプリトレンドレポート 2024 :日本版」から、マーケターが注目すべきトレンドを紹介します。今回はダウンロード数と消費支出額ランキングです。
モバイルアプリ効果測定プラットフォームベンダーのAdjustはモバイル市場分析環境とデータを提供するSensor Tower(2024年3月にdata.aiを買収)と共同で、2022年から2024年第1四半期にわたるモバイルアプリのインストール数、セッション数、インストール前およびインストール後のエンゲージメント指標を詳細に分析た結果を「モバイルアプリトレンドレポート 2024 :日本版」としてまとめました。
本稿ではAdjustが2024年7月17日に開催した同レポートに関するオンライン発表会の内容を基に、気になるトレンドを厳選して紹介します。今回はダウンロード数と消費支出額ランキングを紹介します。
2024年第1四半期の日本におけるアプリダウンロード数トップは「TikTok」でした。2位が「マツキヨココカラ公式アプリ」で3位が中国発ECの「Temu」、4位がMetaの短文SNS「Threads」という結果になりました。2位のマツキヨココカラ公式アプリは、旧マツモトキヨシとココカラファインが経営統合するに当たって新たなアプリを立ち上げたもので、2月のスタート時から爆発的にダウンロードが伸びました。なお、2023年の調査でダウンロード数トップだった「マイナポータル」は10位に下がりました。
消費支出額ではトップの「ピッコマ」をはじめマンガやゲームのアプリが多くランクインしています。
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