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» 2012年10月16日 08時00分 UPDATE

【連載】“ヤフー・トピックスの中の人”が紹介するヤフー・トピックス:第2回 気をつけたい「釣り見出し」 必要な自制と長期的な視点

ヤフー・トピックスの見出しを巡る考えを紹介する。読者をがっかりさせないことが見出し作成のポイントである。短期的なアクセス増加につながりやすい「釣り見出し」は、長期的にみると、メディアにとってマイナスに作用する危険な飛び道具だと言える。

[伊藤儀雄,ヤフー]

「釣り見出し」とは何か

「その見出し、なんか釣りっぽくないですか?」

 トピックスで編集作業をしている時にメンバーからこんな声があがることがあります。トピックス編集部では、トピックスの見出し(タイトル)を決める際に必ず、作成した人が案を提示してメンバーに意見を求めることにしています。そのまますんなり通ることも少なくないのですが、見出しを最初に作成するメンバーは記事を読んでから見出しをつける流れになるのに対し、他のメンバーは見出しを読んでから記事を読む逆の流れになります。このフローの逆流が、上記の指摘につながり、修正をすることになります。

 「釣り見出し」とはいったい何か。定義はいろいろあるでしょうが、ここでは「間違いとは言い切れないけれど、見出しを見た印象と記事を読んだ印象がかけ離れている見出し」とします。

長期的にみるとマイナス

 「釣り見出し」は、パっと見た印象にインパクトがあったり興味を引く文言になっているので、短期的なアクセスの増加につながるでしょう。ですが、実際に記事を読んでみると、見出しで抱いた印象とは離れているので読者に「期待はずれ」「裏切られた」といった感情を持たせることになります。例えば、「早起きするための5つの方法」とあって、「夜更かししない」とか当たり前のことが列挙されているだけであったり、「××の背景」とあって背景と呼べるようなファクトが含まれていない評論などは記事として価値が高くないと言えるでしょう。

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