何かが起きた時、その発生の一報がソーシャル発であるといったことが増えてきました。「○○駅で何か事件があったらしい」や「豪雨で大変なことになっている」など、写真付きで投稿されるツイート。これらのツイートは「ニュース」なのでしょうか。
事件や事故が発生した時、新聞やテレビの記者は、主に警察や消防からの情報で一報をつかみます。そして取材が行われ、ニュース記事として世の中に知られることとなります。
一方で、駅など人が多く集まる場所で事件が起きた場合に、たまたまその場に居合わせた人が、騒然としている場面や、警察や消防の車両が集まっているところを写真に収めて「何かあったらしい」とTwitterなどに投稿するケースがあります。この一連の流れは、報道機関がニュース記事を配信するよりも早いケースが多々あります。「その場に居合わせた」という圧倒的な強みです。
第1回 13文字で伝えるニュース――ヤフー・トピックス
第2回 気をつけたい「釣り見出し」 必要な自制と長期的な視点
第3回 災害とヤフー・トピックス〜有事における事前準備と対応
第4回 ヤフー・トピックスで振り返る2012年――2位に「政局」、8位「シリア」
第5回 ツイートは何が「ニュース」なのか 〜ソーシャル情報の強みと注意点〜
第6回 ニュースを「共有」することの意義
第1回 メディアを作るって言うけど、メディアって何だっけ?
第2回 日本人新聞好き過ぎワロタ
第3回 「若者の新聞離れ」ではなく「新聞の若者離れ」
第4回 「読者は国民です」(キリっ という新聞にターゲティング戦略はない
第5回 じゃあ、新興勢力のオンラインニュースはどうなのか?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.