CRMの進化、洗練されたリードマネジメント手法の登場、マーケティングオートメーションの普及など、リードナーチャリングに関連した市場の動きは、近年ますます激しくなっている。この中で比較的新しいマーケティングツールと言えるマーケティングオートメーションについて、シンフォニーマーケティング 代表取締役 庭山一郎氏は「老舗のユニカ社はIBMに、Eloqua社はOracleに、MarketingPilot社はMicrosoft社に、Neolane社はAdobeに買収されるなど、(マーケティングオートメーション関連)企業の合従連衡が進んでいる」と市場の状況を解説する。もちろんまだ買収されていない企業もあるが、マーケティングオートメーションベンダーにはグローバルで社員が150〜200人程度の中小企業が多い。庭山氏は「大企業による買収が完了した後、それらのブランドが残るかどうかは分からない」とも述べる。
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