ウォンテッドの行動規範(3)は、「頭でっかちに考えず、まずは動く最小限のプロトタイプを作って、フィードバックをもらいながら改善していく」です。
まず動くことの重要性は、スタートアップの世界に入って大変強く実感しました。
前提としてあるのは、21世紀の世の中の変化スピードの速さです。私たちの祖父母の時代でしたら、メールはないし、インターネットもない。急ぎの用事は電報の限られた文字数の中で伝える、そんな、世の中のスピードが緩やかな時代でした。ですから、数年後の見通しもなんとなく予想が立ったし、計画も立てられた。
第2回 足すよりも、引いて引いて、捨てまくる
第1回 ユーザー、ユーザー、ユーザー
ウォンテッド、連絡帳を自動生成するアプリ「CARD」の提供を開始
第1回 衰退する企業と躍進する企業、違いは「事業定義の仕方」にある
第2回 「多機能/高品質なのに低収益」――間違いだらけの顧客中心主義から抜け出す
第3回 「価格競争」から「価値競争」へ
第4回 新製品は売れない。ではどうするか?
第5回 企画書は永遠のβ版? 間違いだらけの企画の進め方Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.