(後編)「いちばん影響力が強いメディアはWebでもTVでもありませんでした」――サッポロビールのO2Oマーケティング戦略【連載】O2Oマーケティングに挑む

消費者の購買行動はどのように変わったか? 店頭で得られる消費者の購買行動データをデジタルマーケティングに有効活用する方法は? サッポロビールにおける次世代のマーケティング戦略をデジタルマーケティング室 石原友樹氏に聞く。

» 2013年12月13日 08時16分 公開
[小川和也,グランドデザイン&カンパニー/SPARK]

前編「顧客との関係ありきでマーケティングを考える――サッポロビールのO2Oマーケティング戦略」に引き続き、サッポロビールにおけるO2Oマーケティングの実践インタビューをお届けします。


CRMの中でブランドごとの顧客特性を理解したうえで、プロモーションを展開

小川 サッポロビールはさまざまなブランドをお持ちですが、ブランドごとに個別の施策を実施していますよね。これらの施策を通じて得たデータを横断的に管理していくことも考えられているのでしょうか?

グランドデザイン&カンパニー 代表取締役社長/SPARK 代表取締役社長 小川和也氏(左)とサッポロビール 営業本部 企画推進部 デジタルマーケティング室 シニアマネージャー 石原友樹氏(右)

石原 そうですね。われわれとしては、個別のブランドだけでなく、サッポロビールブランド全体として、どうやってデータを管理していくかということを考えています。

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