今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
まずは、サイト内検索ツールの国内売れ筋TOP5を紹介します。
3月度は、順位に変動はありませんでしたが、全体的にマイナスとなりました。
Google「Programmable Search Engine」がマイナス84ドメインで最も減少しましたが、首位はキープしています。
今回は、国内のメジャーブランドが不調でした。ここで、サイトサーチを導入するメリットの基本に立ち返ってみましょう。
エンタープライズ向け検索サービスを提供するOmnisearchが発表したレポートの中から「コンバージョン率と注文数の向上」を取り上げます。
・コンバージョン率と注文数の向上
Webサイトのリニューアルの目的が、コンバージョン率の向上とビジネスの成長であるならば、サイト内検索の体験向上に投資する価値があります。
Forresterの調査によると、サイト訪問者の最大43%が検索バーをすぐに利用することが分かっています。使いやすいサイト内検索機能の提供で、顧客は探している商品をスムーズに見つけられるようになります。
これにより顧客のロイヤリティーが向上し、コンバージョンの増加やリピーターの獲得につながります。
(筆者翻訳)
出典:The importance of site search "Increasing Conversions and Number of Orders"(外部リンク/英語)
国内のサイト内検索はいまいち伸びが弱いですが、サイト訪問者による目的情報やページへの到達への即効性という意味では、とても重要な機能です。
サイト訪問者の半数近く(43%)が検索バーを使うとのことで、特にECの場合、商品や情報を簡単に見つけられるかどうかが売り上げに大きく影響します。
次に、ライブチャットツールの国内売れ筋TOP5を紹介します。
サイト内検索ツールと同様、トップ5の全ブランドがマイナスとなりました。このカテゴリーにおいては、一部FAQシステムへの移行と併用が見受けられます。
TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。
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