米ケンタッキーフライドチキン、新製品に対する顧客の反応を共有するWebキャンペーンを実施オリジナルレシピ骨なしチキン

米ケンタッキーフライドチキン(以下、米KFC)は新製品の販売に関し、購入者の感想や商品写真を掲載するFacebookコンテストを開始した。コンテスト期間は2013年6月8日まで、毎週のコンテストの勝者にはTシャツとギフトチケットが贈られる。また大賞受賞者には、賞金1000ドルのほか、来年度以降のオンラインサイトソーシャルメディア広告への掲載チャンスが与えられるという。

» 2013年05月13日 12時25分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 この取り組みは、2013年5月7日のClickZ.comの記事“KFC Solicits 'Ate the Bones' Reactions”(「KFCのキャッチコピー“Ate the Bones(骨まで食べちゃった)”への反応を見る」)に掲載されている。

 米KFCが4月14日に販売を開始した「オリジナルレシピ骨なしチキン(Original Recipe Boneless Chiken)」は、オリジナルレシピのフライドチキンから骨を除いたもの。「骨があって食べにくい」というフライドチキンの欠点を改良した商品だ。キャッチフレーズは“Ate the Bones”(骨まで食べちゃった)。オリジナルレシピと変わらない味わいなので、あたかも「骨まで食べてしまった」ような印象を残すそうだ。同社のパブリックリレーション担当シニアマネージャーによると、「オリジナルレシピと同じという“驚き”の反応が、キャッチコピーになった」という。

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