スルガ銀行(本店:静岡県)が運営する夢研究所「d-laboコミュニケーションスペース」では、実に多彩なセミナーが無料で開催されている。講師はその道の専門家。出入り自由の空間が生み出す付加価値は本業である銀行業にどのような影響を及ぼすのか。「d-labo」のマネージャーである鈴木大介氏に話を聞いた。
廣部 ブッダやバレエ、観光、アイドル、マーケティングと、「d-labo」が開催するテーマは実に広範囲ですが、どのような人が参加しているのでしょうか?
鈴木 新しいことを知りたい、学びたいという意欲が非常に強い人が多いですね。私たちのセミナーは、平日の19時から21時という時間帯で行われます。会社員の方でしたら、仕事で疲れた体を休めたり、仲間と食事に行ったりしたい時間ですよね。セミナーに参加されている方は、そうした時間を割いて「d-labo」のセミナーにいらっしゃっているのですから、ほとんどの方が好奇心旺盛な人と言ってもいいと思います。
第1回 目指すは企業、生活者、社会のTriple-Winモデル、共有価値創造の実現が競争優位を創造する
第2回 「社会の役に立ち、生活者から共感を引き出す、自社でしかできないこと」を考える
第3回 価値の変遷〜選ばれるための理由となりえる「価値」について考える
第4回 あの「体脂肪計タニタの社員食堂」が生まれたヒントは? 〜Value Reframing 自社の提供価値を再定義することから始めるストーリー〜
第5回 広告枠に依存しないコミュニケーションをビルディングする重要性について
第6回 CSV創造の土台となるBRAND WILLの明示を――【対談】多摩美術大学教授 佐藤達郎先生Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.