第16回 ビッグデータとスクリーンが私たちの生活を変える【連載】ちょっと気になるWebキャンペーン

ビッグデータは私たちの生活にどのような影響を及ぼすのだろうか。広告会社オグルヴィは、個人情報に紐付いたさまざまなサービスがタッチスクリーンインターフェイスで提供される未来を想像している。

» 2013年07月23日 08時42分 公開
[岡徳之,Noriyuki Oka Tokyo]

 先日、JR東日本と日立製作所が、ICカード「Suica」の利用情報を集約/分析し、企業に販売すると発表した。いわゆるビッグデータという言葉は日増しに私たちの日常生活に浸透しつつある。

 しかしこのビッグデータ、言葉だけは知られるものの、それによって私たちの生活がどのように変わるのかをイメージできる人はまだ少ないと思う。それに伴い、個人情報のセキュリティーに対する漠然とした不安が充満している気もする。

 ワールドワイドで広告事業を展開するオグルヴィが、“ビッグデータ以後”の世界を描写した動画を公開した。その動画の中では、私たち個人の属性や嗜好に関する情報が、自分の部屋のみならず街中のメディアに反映され、よりスマートな生活をおくれる世界が描かれている。

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