カナダのマクドナルドが2012年6月にYouTubeで公開した動画が再燃し、その再生回数が850万回を超えている。そこに映し出されたのは、食材を加工し、画像に補正を加える、まさにファストフードチェーンの不都合な真実だった。
大手飲料メーカーが販売する炭酸飲料のテレビコマーシャルが「トクホと誤解される」として行政指導を受けた一件で、食品を宣伝する広告は消費者からより厳しい目を向けられることになった。中国では先日、「ネズミ肉」が羊肉に偽装された事件が起こり、国内でも某うどんチェーンが「カビの生えた笊」で提供したことがTwitterで話題になるなど、ますます食に対する安心が揺らいでいる。
そんな折、カナダのマクドナルドが2012年6月にYouTubeで公開した動画が、今になってあらためて話題を呼んでいる。
動画『Behind the scenes at a McDonald's photo shoot』は、同社が顧客からの質問を受け付けるWebサイト「YourQuestions」に寄せられた質問“Why does your food look different in the advertising than what is in the store?”(広告に出てくる商品とお店で目にするそれは、どうしてあんなに違うの?)へのアンサー動画。5月16日現在で、850万回以上も再生されている。
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