第3回 インターネット広告とともに進化する広告効果測定【連載】進化するマーケティングリサーチ

マーケティングリサーチ業界において、今まで費用対効果の問題で成立しなかったビジネスがいよいよ成立しつつある。意欲的なマーケティングリサーチ会社は現在、このデータドリブンマーケティング/DMP関連ビジネスへの参入/関与手段を熱心に「リサーチ」している。

» 2014年10月06日 08時00分 公開
[江幡真輔,ボーダーズ]

 「第2回 データドリブンマーケティングの視点から見たマーケティングリサーチ」では企業におけるマーケティングリサーチの役割をご紹介し、商品開発時のコンセプトテストを例にとって、その実際とデータドリブンマーケティングとの融合の可能性を考察した。

 商品上市後のマーケティングリサーチ(「ブランドU&A(Usage & Attitude)調査」「顧客満足度(CS)調査」「広告効果測定」など)は、商品開発時のリサーチ以上にDMPやデータドリブンマーケティングと親和性が高いと思われるが、本稿ではその中から「広告効果測定」について、マーケティングリサーチ事業者から見た現状の整理をしてみたい。

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