第3回 潜在興味を言語化するカギ、Topic Modelの威力とは【連載】インサイトをめぐる冒険

潜在興味を炙り出す方法を発見し、そのための武器である「Topic Model」も手に入れました。では、その威力はどれほどのものなのでしょう。果たして、実体のない「潜在インサイト」をどの程度手に入れることができるのでしょうか。

» 2014年07月24日 08時00分 公開
[久野麻人,日本経済社]

新たなマーケティング手法「Topic Model」解析を実践

 この連載も3回目となりました。「第1回 潜在顧客に会いに行く」では、ある製品/サービスに対して潜在的な興味を持つ層を特定することの重要性について、「第2回 潜在興味を映す鏡」では消費者の潜在的なインサイト(本音)を炙り出すプロセスについて説明しました。コンテンツマーケティングを成功に導くためにはどうすればよいのか、ロジックとしては理解いただけたのではないでしょうか。

 しかし、ロジックだけでは成立しないのがマーケティングです。果たして、実践ではどのような成果が出るのでしょうか。前回ご紹介した「Topic Marketing System」のテスト事例で興味深い結果が出ていますので、ここでご紹介したいと思います。

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