この連載も3回目となりました。「第1回 潜在顧客に会いに行く」では、ある製品/サービスに対して潜在的な興味を持つ層を特定することの重要性について、「第2回 潜在興味を映す鏡」では消費者の潜在的なインサイト(本音)を炙り出すプロセスについて説明しました。コンテンツマーケティングを成功に導くためにはどうすればよいのか、ロジックとしては理解いただけたのではないでしょうか。
しかし、ロジックだけでは成立しないのがマーケティングです。果たして、実践ではどのような成果が出るのでしょうか。前回ご紹介した「Topic Marketing System」のテスト事例で興味深い結果が出ていますので、ここでご紹介したいと思います。
- 第1回 なぜ、今、インバウンドマーケティングなのか
企業や消費者の購買行動の変化、および、売る側に求められる変革の圧力という観点から、いま、インバウンドマーケティングが注目される背景を考察する。
- 第2回 インバウンドマーケティングの全体像を捉える
「基礎から理解するインバウンドマーケティング」第2回では、インバウンドマーケティングの構造を考える。全体を「見つけられる」「期待を得る」「信頼を得る」という3つのステップに分けると理解しやすい。
- 第1回 インバウンディなマーケティング思考
日本のマーケティングはITの進化に伴い、消費者の情報行動に合わせて進化しているのか。日本初のインバウンドマーケティングエージェンシーを立ち上げた高広伯彦氏、テクノロジーがもたらす変化をウォッチし続ける大元隆志氏の両氏が語る、デジタル時代における日本のマーケティング事情。
- 第2回 実は僕、検索連動型広告をクリックしたことがありませんでした
高広伯彦氏と大元隆志氏が日本のマーケティングを語る対談第2回。BtoBのIT業界にいる大元氏が検索連動型広告に対する個人的な“不信の念”を明らかにする。なぜ?
- 第3回 すべての人に効く広告なんてありません
高広伯彦氏と大元隆志氏が日本のマーケティングを語る対談第3回。ホクトの「立派なきのこ」のCMはいったい何が問題だったのだろうか? 高広氏と大元氏のマーケティングに対する考え方の違いが、あのCMに対する意見の相違を生み出す。
- 第4回 情報過多の時代は情報選択の時代
高広伯彦氏と大元隆志氏が日本のマーケティングを語る対談第4回。ビッグデータをハンドリングするための1つのアプローチとして、DMP(データ・マネージメント・プラットフォーム)が注目されている。しかし、その光の当たり方は消費者に恩恵をもたらすものなのかどうか。
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