日本のマーケティングはITの進化に伴い、消費者の情報行動に合わせて進化しているのか。日本初のインバウンドマーケティングエージェンシーを立ち上げた高広伯彦氏、テクノロジーがもたらす変化をウォッチし続ける大元隆志氏の両氏が語る、デジタル時代における日本のマーケティング事情。
情報技術がマーケティングを変えると言われて久しい。実際メディアとしてのインターネットは総体としてマスメディアに匹敵する規模へと拡大し、従来の勘と経験頼みだったマーケティングはデータオリエンテッドなそれへと置き換えられつつある。さらにWeb検索の日常化やSNSの普及など人々の情報行動そのものも劇的に変化した。しかしマーケティングはテクノロジーを活用することでそれらの変化に対応し、人々の生活をよりよいものにするために進化していると言えるだろうか。
今回は特別企画として、日本初のインバウンドマーケティングエージェンシーを立ち上げ、「インバウンドマーケティング」(ソフトバンククリエイティブ)の著者でもある高広伯彦氏とテクノロジーがもたらす変化を独自の視点でウォッチする気鋭のブロガーで、「ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦」(翔泳社)の著者でもある大元隆志氏の熱い対談をお届けする。
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