Oracle|Eloqua のブログ「IT'S ALL ABOUT REVENUE」のエントリー群などから、BtoBマーケティングに関するトピックを翻訳してお届けします。第1回は、もはや誰にも聞けない「BtoBマーケティング」の基本。インターネットが変えたBtoBマーケティング戦術の革命とは?
BtoB(Business to Business)マーケティングは、BtoC(Business to Consumer)マーケティングとはまったくの別物なのだろうか? もっともな疑問だ。結局のところ、BtoBマーケターの抱える問題の多くは、BtoCマーケターが抱えるものと同じなのである。両者とも、製品開発、(製品の)頒布、ブランディング、販売促進に取り組まなければならない。BtoCとBtoBの境界は、往々にして曖昧なものである。例えばデルは、どちらの分野でも成功を収めている。
しかし、この2つには明らかな違いが存在する。特に、販促対象となる製品やサービスが、長期にわたる綿密な販売プロセスを必要とする高価なものである場合に、それは顕著である。BtoBマーケターは、消費者がスーパーで1ドルで購入できるせっけんなどを販促しているのではなく、10万ドルもする産業機械などを販売している場合が多い。BtoBマーケターは、買い手のそのような投資行為に先立ち、製品が実際に組織の生産性の向上、開発期間の短縮、あるいはコスト削減に役立つことを確認する必要がある。
BtoBがBtoCと異なる点をまとめると、以下のようになる。
第1回 「見込み客」が、「こっちを振り向いてくれる」瞬間を見極める
第2回 調査データから読み解くBtoB商材の導入検討に関する新事実
第3回 ユーザーのホンネを知り、「ユーザー中心コンテンツ設計」を考える
第4回 ユーザー視点で考える、“貴社の展示会施策の成果が上がらない理由”
第1回 世界を見れば日本の現在位置が見えてくる
第2回 設計図のないビル工事 〜パッチワークでは結果は出ない〜Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.