新ローマ法王はどこまでソーシャルメディアに向き合うのかTwitterの@Pontifexアカウントも再開

日本時間3月14日、新法王・フランシスコ1世(イタリア語読みはフランチェスコですが、本記事では日本の新聞表記に従い英語読みで記述します)の選出に伴い、前法王退任後は空白となっていたTwitterの@Pontifexアカウントも再開。最初のツイート「HABEMUS PAPAM FRANCISCUM」は、この原稿を書いている時点で8万件のリツイート、お気に入り登録数は2万3500件に上っている。

» 2013年03月15日 13時10分 公開
[岩崎史絵,ITmedia マーケティング]

 日本時間2013年3月14日未明、第266代ローマ法王に、アルゼンチン出身のホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)が選出された。ヨーロッパ以外の国出身の法王が選ばれるのは1300年ぶりで、南米出身は歴史上初となる。

 今回のコンクラーベは、バチカンを取り巻く数々のスキャンダル、前ローマ法王・ベネディクト16世の突然の退任、など、カトリック国はもちろん世界中が注目した。各国報道機関は、「初の南米出身の法王で、カトリック教会の改革というイメージアップを目指している」という見方を示しながらも、「市井の目が届かない法王庁の奥深くで、南米出身の新法王が教会刷新に取り組むのは難しいのでは」という懸念も示す。新法王は、どのように開かれた教会を目指すのか。

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