企業のESGやSDGsに対する取り組みへの注目が高まる中、生活者の意識がどのように変わっているのでしょうか
「ESG」とは、環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の頭文字を取ったものであり、「SDGs」は持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のこと。SDGsは2015年9月に開催された国連サミットで採択され、17のゴールと169のターゲットから構成されています。
近年では、企業のESGやSDGsに対する取り組みへの注目が高まっています。そのような中、生活者の意識がどのように変わっているのかを明らかにするため、電通パブリックリレーションズ(電通PR)の企業広報戦略研究所では全国1万500人を対象に「ESG/SDGsに関する意識調査」を実施しています。
一般生活者におけるESGの認知は「知っている」(「詳しく知っている」「聞いたことはある」の合計)が18.3%。前年比3.3ポイント増でした。SDGsについては「知っている」が24.2%で前年比8.5ポイント増という結果になりました。
認知が高まってきている背景には、2019年5月に「SDGs経営ガイド」が取りまとめられ、6月にはG20もあってESG/SDGsに関する情報に触れる機会が急増したことがあるようです。
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