BtoB企業においては、購買に至るまでの期間が長期化する傾向にあり、事案化のタイミングも見込み客ごとに異なる。従来、その期間を補足するための接点を作っていたのは営業部門で、見込み客が「耳を傾けるに値する有益な情報」だと思えるような、さまざまな“ネタ”を用意して訪問を重ねていた。
ところが近年は、見込み客の側でも情報収集手段を手に入れたり、オフィスの入退室が厳しく管理されたりして、営業が以前のように継続訪問しにくい環境となっている。そこで今、マーケティング部門が情報を発信し、長期的かつ継続的に見込み客との接点を生み出すことが求められている。その接点を生み出すきっかけとなるのが「コンテンツ」だ。
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