多くの海外企業が進出する東南アジア市場。日本とはまったく異なる環境に対し、参入を予定する企業は、どのようなマーケティングコミュニケーション戦略を講じるべきなのか。電通アジアの小山雅史氏に聞いた。
これからの成長が見込まれ、世界中から続々と企業が進出している東南アジア。日本からも例外ではなく、工場や販売の拠点のみならず、アジア太平洋地域の戦略的拠点、中には本社機能をここに移転する企業も現れ始めている。
そんな東南アジアは、日本とは異なる人種、言語、宗教を持つ消費者の集合体でもある。広告をはじめとするマーケティングコミュニケーション領域において、日本企業はどのように攻勢をかけていくべきか。
本連載は、これから東南アジアを目指す日本企業、もしくはすでに進出をしている企業で、日本とはまったく異なる環境において、どのようなマーケティングコミュニケーション戦略を講じるべきか思案する読者を対象とする。
1970年代から東南アジアに進出し、これまで日本企業、現地企業を支援してきた電通グループのアジア統括機能である電通アジアのRegional Strategy & Insights Director 小山雅史氏に、マーケティングコミュニケーション戦略構築に必要な基本概念について話を聞いた。
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