IBMがコンサルティング部門「Business Analytics and Optimization Services」の強化に向けて、ビジネス分析企業を買収する。
米IBMは1月20日、政府などに情報管理ソリューションを提供している米National Interest Security Company(NISC)を買収することで合意に達したと発表した。買収総額など取引の詳細は公開されていない。取引は2010年第1四半期(1〜3月期)に完了する見込み。
NISCは米バージニア州フェアファックスに拠点を置く従業員約1000人の非公開企業。政府向けに情報管理、コンサルティングサービス、ビジネス分析サービスなどを提供している。主に情報、防衛、セキュリティ、医療、エネルギー部門にフォーカスしているという。
IBMは、NISCの公的機関向けソリューションに関する専門知識は、2009年4月に立ち上げたコンサルティング部門「Business Analytics and Optimization Services」を補完できるとしている。買収完了後、NISCはIBMのグローバル・ビジネス・サービス部門に統合される。
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