デジタルマーケティングでリアルな行動を促すといえば、O2Oという言葉が一般的だが、それに近い概念で「フィジタル」という言葉をご存じだろうか。
フィジタルとは「リアル世界とデジタル世界、両方における顧客行動の融合」を表す言葉で、PhysicalとDigitalを掛け合わせた造語だ。4月2日に掲載されたClickZ.asiaの記事“The Internet of Things:Let's Get Phigital”(「モノのインターネット:フィジタルでいこう」)では、今年1月にラスベガスで開催されたCES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)2013で注目された。「2013年は、モノのインターネット化がブレイクする年かもしれない」という見解を紹介し、現在世界各国の企業が行っているフィジタルの取り組みを紹介している。フィジタルとは何を意味するかは、この実例を見れば理解できるはずだ。
その前提として、まずInternet of Things(モノのインターネット)について説明しておこう。
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