UnicaやCoremetricsの機能を統合したマーケティング支援のソフトウェア群を発表、日本IBMマーケティング支援のソフトウェア群

日本IBMは2月4日、マーケティング支援のソフトウェア群「IBM Enterprise Marketing Management V9.0(EMM V9.0)」を販売開始すると発表した。

» 2013年02月04日 23時12分 公開
[ITmedia マーケティング]

 EMM V9.0は、販売促進キャンペーン向けツールの「IBMCampaign」や顧客行動を分析できる「IBM DigitalAnalytics」、マーケティングの予算とプロセスを管理する「IBM Marketing Operations」など、機能が異なる20種類以上のマーケティング支援のソフトウェア群である。

 同ソフトウェア群の新製品として、日本IBMが2010年に買収したUnicaおよびCoremetrics製品の複数の機能を統合し、また新たな機能を追加した。これにより、コールセンター、Webサイト、実店舗などさまざまな顧客接点にまたがるクロスチャネルマーケティングの展開や、O2Oマーケティング施策の支援機能などが追加された。具体的には、個々の顧客に対して複数のチャネルにわたる購買行動を分析し、適切なレコメンデーションを提示できる機能や、実行段階に入ったキャンペーンの進捗や行動データをリアルタイムに管理できる機能、他社のマーケティングシステムのデータを取り込んで活用できる機能などが利用できるようになった。

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