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» 2012年12月19日 08時01分 公開

なぜ人は駅で買い物をするのか? 潜在意識を分析した仕事をしたら“移動者”が見えてきた(前編)(2/7 ページ)

[土肥義則,Business Media 誠]

土肥:移動者のどんなことが分かったのでしょうか?

中里:まず首都圏に住んでいる人がどのくらい鉄道を利用しているのかを調査しました。首都圏(東京駅70キロ圏内)に住んでいるのは推定で約2700万人ですが、そのうちの3分の2の約1800万人が「週に1回以上」鉄道を利用されている。1800万人のうちの約半分――900万人ほどが定期券を持っていることが分かりました。

首都圏(東京駅70キロ圏内)に住んでいるのは推定で約2700万人。そのうちの3分の2が「週に1回以上」鉄道を利用している

 これは別の調査ですが、東京駅30キロ圏内の市区町村に住んでいる人に、1週間の買物行動をつけてもらいました※。例えばスーパーで牛乳を買ったら、それをWeb上に記入するといった感じですね。その結果、エキナカや駅ビルなどの商業施設がどのくらい利用されているのかが分かりました。ちなみに、ドイさんは利用されていますか?

※インターネットのよる調査で、18〜49歳の男女2750人が回答。総買物件数(1店舗における買い物を1件としてカウント)は3万1091件、調査期間は2009年7月1日から7日まで。

土肥:週に2〜3日、駅ビルに入っているコンビニを利用しますね。

中里:なるほど。調査の結果、「週1回以上」駅関連の商業施設を利用した人は46.8%。また「週4日以上」という人は9.0%いました。

土肥:その数字をどのように受け止めていますか?

中里:「かなり多い」という印象ですね。アンケートに答えていただいたのは、普段、鉄道を利用していない人も含まれていますので。

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