Facebookを使って初めてキャンペーンを実施する時に「するべきこと」や「考えた方がいいポイント」を解説していきます。今回は「見積もり」「実施内容の落とし込み」を紹介します。
Facebookページ上での懸賞キャンペーンの開催について、前回は「企画」の説明をしました。今回の記事では、大まかな企画が決まった後のステップである「見積もり」「実施内容の落とし込み」について解説します。初めてキャンペーン開催を検討している方も、こちらを参考に見積もりを取ったり、実施内容の落とし込みを進めてみましょう。
■手順の全体構成
1.企画を決める
2.見積もりを取る。 ←今回はこちら
2-1.見積もり依頼、予算取り
2-2.どこに見積もり依頼すれば良いの?
3.実施内容の詳細落とし込み ←今回はこちら
3-1.利用するキャンペーンアプリの選定
3-2.スケジュールを決める
3-3.プレゼントの使用許可、画像確認
3-4.発注
3-5.キャンペーンは一回しか出来ない訳ではないので気負わずに
4.必要な素材を制作する
5.懸賞アプリを設定する
6.開始!そして告知する
7.終了告知をする。
8.抽選とプレゼント発送をする
9.効果測定、レポーティングをする
10.5つの注意点
利用するキャンペーンアプリで必要なデザイン制作や、その他アウトソースする業務の見積もりを取って、社内で予算取りをしましょう。
Fantastics懸賞アプリをベースに必要な制作物を書き出しました。まず費用感を知りたい場合は、こちらをベースに制作会社の方に見積依頼をしてみましょう(もちろん内製でも問題ありません)。また、この時に制作スケジュールも聞いておきましょう。
▼懸賞キャペーン用に画像制作が必要な箇所(赤枠部分)
▼懸賞キャンペーンの準備に必要な見積もり項目
「表示箇所」の数字は、上記の画像に対応しています。
いつも一緒にお仕事をされている代理店さんがいらっしゃれば、上記の資料を元に見積依頼をしていただけたら良いと思います。また直接アプリベンダーに相談しても大丈夫です。見積もりを取り終わったら、そのまま社内承認と稟議を進めましょう。
この段階ですでにFantasticsや、オリジナルで懸賞アプリを構築する場合の見積もりをもらっていると思います。費用対効果や、カスタマイズ性を考慮して、どういった形でキャンペーンアプリを利用するかを決めましょう。
見積もりの提案をもらったタイミングで、制作スケジュールも出てきていると思います。そのスケジュールを元に、「制作」「実施」「事後対応」のスケジュールを引いておきましょう。最も時間がかかるのがデザイン制作なので、その制作期間はきっちり押さえておきましょう。
企画の段階や見積もり依頼のタイミングで、おおよそプレゼント内容は決まってきていると思います。そのプレゼントの使用許可/画像掲載許可を、その賞品のメーカーに取りましょう。結果は大体OKで、かつ、広報用のキレイな商品写真をいただける場合もあります。ただし、Amazonなど、いくつか利用条件が厳しい会社もあるのでご注意下さい。
※参考 法人向け Amazonギフト券
プレゼントやスケジュール、予算が折り合えば、その金額で発注して制作を進めましょう。
キャンペーンが初めての方でも、まずは少しずつチャレンジしていきながら、キャンペーン運用の知見を貯めていった方が良いかなと思います。また、Facebook上の懸賞自体も、単発で終わるものではなく、定期的に開催する方がいいです(とFacebook側でも推奨していますし、fMCでもその話がありましたね)。これは、懸賞キャンペーンには新規ファンの獲得だけではなく、「既存ファンの活性化、エンゲージメント獲得、エッジランク向上」という目的もあるためです。
懸賞キャンペーンをきっかけにブーストをかけるイメージで、全体のエンゲージメント量を上げましょう。日々のウォール投稿のリーチ数が伸びていきます。
※本記事は『【完全版】Facebookでの懸賞キャンペーン開催に必要な9個の手順チェックリストと、5個の注意点』をITmedia マーケティング用に編集し直したものです。
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