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» 2020年10月26日 08時00分 公開

統合的な体験からエンゲージメントを最大化:資生堂「ワタシプラス」が目指すニューノーマル時代のCRM 「ECがゴールではない」の真意 (1/2)

コロナ禍でオンラインショッピングの習慣は一気に定着した感があるが、化粧品カテゴリーはその商品特性から全面的なECシフトが難しいところもある。ECがゴールでないならば、資生堂が「ワタシプラス」で目指していることとは何なのか。

[三ツ井香菜,ITmedia マーケティング]

 資生堂は2012年からブランドと消費者を結び付け価値を届けるデジタルプラットフォームとして「ワタシプラス」を運用している。ワタシプラスはブランドの情報を届けるメディア機能に加え、資生堂公式オンラインショップとしてEC(Eコマース)機能を持つ。これまで主に購買プラットフォームとして位置付けられてきたが、今日その役割はアップデートされつつある。

 2020年10月15日にセールスフォース・ドットコムが主催したオンラインイベント「Salesforce Live」では、資生堂ジャパンの合田道氏(EC事業部オウンドECグループ)が「New Normal下におけるワタシプラスが目指すPFとしての在り方」をテーマに講演。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大がワタシプラスにもたらした影響と、現在取り組んでいる新たな変革の試みについて語った。

化粧品カテゴリーのEC化率は案外低い

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