Gartnerが発表した重要な戦略的展望トップ10からマーケティングやCX(顧客体験)に関わる人々が知るべきポイントを紹介する。
オーグメンテーション(拡張)、意思決定、感情、コンパニオンシップ(仲間などの他者との関係性)というテクノロジーが担う4つの側面は人間の能力を強化する。テクノロジーの発展に伴い人間の期待も変わる。
Gartnerは、2020年以降2025年に向けて10の戦略的展望を発表している。これはGartnerの複数人のアナリストが数カ月をかけてまとめた将来予測であり、デジタル世界の人間のありようを掘り下げるものだ。
2019年11月14日に日本で開催された「Gartner IT Symposium/Xpo 2019」ではGartnerアナリストのアルバロ・メロ氏が講演し、主に企業のCIO(最高情報責任者)を対象に、ビジネスの成長と従業員のキャリア育成の観点からそれぞれの展望の要点を語った。
Gartnerが発表した重要な戦略的展望トップ10は、以下のようなものだ。
以下では10の展望の中でITmedia マーケティングの読者の業務に特に関わりの深い幾つかのトピックに絞ってメロ氏の報告を紹介する。
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生存戦略としての顧客体験、どこから着手する? Gartnerのアナリストに聞くCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.