20代の独身男女441人を対象にした調査で、実際に会う前の写真や動画での「第0印象」が「重要だと思う」とした人はほぼ8割でした。
化粧品メーカーのマンダムが、恋愛における「第0印象」についての実態調査を実施しました。第0印象とは、実際に対面する前にSNSなどの写真や動画で受ける印象のこと。20代の独身男女441人(男性220人、女性221人)に、初対面の相手に対する第0印象と会ったときの第1印象の関係について聞いたところ、87.1%の人が「第0印象は第1印象に影響する」と答えていることが分かりました。また、「第0印象が悪いと第1印象で挽回するのは難しい」と答えた人は60.3%に上ります。
現在のようなSNS社会において、「恋人やパートナーを作る際、実際に会う前の写真や動画での第0印象は以前より重要になっていると思うか」と聞くと、89.1%が「重要になっていると思う」と回答しています。
「相手と会う前にSNSで相手のことを事前に確認したことがあるか」という質問には65.1%の人が「確認したことがある」と回答。「相手と親しくなる前の第0印象の重要性」を聞くと、ほぼ8割が「重要だと思う」(78.9%)と答えていることが分かりました。
第0印象を重視する理由については、「実際に会うか会わないかを判断するから」(68.4%)がトップに挙がりました。第0印象が出会いのチャンスを決める重要なポイントになっていることが分かります。
うまくいく恋愛は相手への理解から。そう考えれば、事前の情報収集はごく自然な振る舞いであり、SNSが人間関係のプラットフォームとしても存在意義を高めているといえるのかもしれません。何だか、デジタルマーケティングの世界と似た構図ですね。
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