累計2000万部の大ヒットマンガ『キングダム』に学ぶ“高濃度シェア”の作り方次世代エンタテインメントマーケティング 第2回(1/2 ページ)

人は好きなコンテンツについて誰かに熱く語りたくなるもの。語られた方も気が付けば夢中。こうした熱量の伝播(でんぱ)はなぜ起こるのか?大ヒットマンガ『キングダム』をテーマに分析してみます。

» 2015年12月09日 08時00分 公開
[高野修平株式会社トライバルメディアハウス]
本 原 泰久『キングダム』第40巻(集英社)《クリックで拡大》

 日本におけるマンガの文化的影響度、生活浸透度は素晴らしいものがあります。作品自体のジャンルもクオリティも多彩で、日本人だけでなく世界へも「MANGA」は大きな影響を及ぼしています。

 『ワンピース』『進撃の巨人』『テラフォーマーズ』など日本には今までもこれからも日々ムーブメントを作り出すマンガが生まれています。

 その中でも今回は、『週刊ヤングジャンプ』で連載されている累計2000万部以上の大ヒットマンガ『キングダム』をテーマに分析してみます。

『キングダム』が愛されるために超えなければいけなかったハードル

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