「Netflix」のマーケティング手法に学ぶ、ユーザーにお金を出してもらうためのヒント【連載】次世代エンタテインメントマーケティング 第1回(1/2 ページ)

激変しつつあるエンターテインメントのビジネスモデル。マーケターは現状をどう理解し、そこから何を学び、行動するべきか。「音楽マーケティング」の提唱者が語ります。

» 2015年10月21日 08時00分 公開
[高野修平株式会社トライバルメディアハウス]

 「Netflix」が2015年9月2日に日本でもローンチしました。2015年は映像や音楽における「サブスクリプションサービス元年」ともいえる年になったと思います。

 映像や音楽は、マーケティングテクノロジーの進化も含め、デジタルへの移行が進んでいます。これはネット環境やデバイスの発達によりテクノロジーが生活の中心へと融合されていく中では不可逆の流れです。

 その中で、今回Netflixがローンチした前後の展開を見ていくと、今の時代にマッチしたマーケティングの手法が見て取れます。今回は、Netflixのマーケティング戦術を分析してみます。

見放題も月額料金も訴求しないNetflix

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