3.1つのハッシュタグでマルチチャネルのキャンペーンを展開:
Twitterだけでなく、さまざまなソーシャルメディアで1つのハッシュタグをブランド識別に使い回すと、それだけ認知度も高くなる。ほかのソーシャルメディアアカウント名とハッシュタグを同じにするのも可だ。
4.ストーリーを作る:
スーパーボウル開催後、保険会社のEsuranceが展開した「#esurancesave30」キャンペーンは、同社がTVCMを止めて浮いた150万ドルをまるまる「#esurancesave30」を付けてツイートした人にプレゼントするという企画。これにより、Esuranceのフォロワーが急増しただけではなく、自社/ブランドとストーリーを共有したいというTwitterユーザーのリストを構築できた。
5.結果の分析:
スーパーボウル開催に先立ち、NFLとVerisonではTwitterで優勝チームを予想する投票を開いた。両社は特設サイトを作り、ハッシュタグ「#WhosGonnaWin」経由でファンが投票した予想チームごとの言及数をトラッキング。最も言及されたチーム名は、エンパイア・ステート・ビルにライトアップされるという。
なお、ハッシュタグが初めてお目見えしたのは、2007年8月23日のこと。初期の頃は、ツイートのカテゴライズ目的に使われるのみだったが、2009年7月にTwitterが正式に、検索結果にハッシュタグとハイパーリンクを組み込むことを発表し、Twitter上の会話促進用途として急速に発展した。今では特定のファッションやカルチャー、テレビ番組の認知/拡散などに積極的に利用されている。
※本記事は、2014年2月10日にSearchEngineWatchに掲載された記事“5 Brilliant Ways to Use #Hashtags in Social Media Marketing”(「ソーシャルメディアマーケティングにおける5つの賢い#ハッシュタグの使い方」)を基に加工編集した記事です。
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