日本オラクルは11月25日、マーケティング活動の自動化(マーケティング・オートメーション)を実現するクラウド型アプリケーション「Oracle Eloqua(オラクル・エロクア)」を発表した。
「Oracle Eloqua」は、イベント、セミナーや広告等で取得した多数のリードから、有望な見込み顧客として営業部門に情報を渡すまでのプロセスを自動化するマーケティング・オートメーションの仕組み。見込み顧客のオンライン上の行動とプロファイル情報をもとに案件に点数を付け、個人の興味とその度合いに合った内容を提供していくことで、自社製品への関心と理解を高めてもらう。提案すべき製品や検討状況を特定しながらキャンペーンを実施することで、リードから見込み顧客に育成し商談数を増加させることが可能になる。
同社では、「マーケティング・オートメーションの仕組みを活用することで、マーケティング部門は、獲得したリードの育成を自動化し、有望な見込み客を増加することができるようになる」とする。また、「営業部門は、マーケティング部門からの有望な見込み客をもとに提案活動を行い、確度の高い商談を増加させることができるようになる」とも言う。
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