マーケティング戦略立案の出発点は、生活者の「買う瞬間」である。その瞬間、彼らはどんな状態にあるのだろうか、そして、何を考えているのだろうか――。「『買う瞬間』からの逆算思考」など、マーケティング戦略立案に関する3つのポイントを指摘する。
マーケティング部門の責任者に課されるのは、「マーケティング戦略を立案し、戦術レベルのアクションを策定/実施する」ことである。しかし、このミッションはあまりにも抽象的過ぎる。もう少し分かりやすく言うと、「生活者(ターゲット)が自社の商品やサービスに対価を支払う仕組みを作る」ということになるだろう。
本稿では、マーケティング戦略の立案に従事するマーケターに向けて、この困難なミッションを成功に導くための考え方を提示したい。ポイントは3つある。すなわち、
である。
前編 「買う瞬間」から逆算する価値創出型のマーケティング戦略〜逆算、リアル、複眼のススメ〜
第6回 プロセスの視点 〜お客さまの心を動かすコミュニケーションデザインのためのフレームワーク〜
第5回 CMO機能を実践しよう〜組織改革のすすめ
第6回 “The CMO” Jim Stengel氏に聞くマーケティング視点の組織改革
第1回 CMOが日本の組織に馴染まない理由
第1回 エージェンシーのビッグデータ“ドリブン”マーケティング(前編)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.