1971年に創立されたスターバックスは、今やワールドワイドで展開する世界トップクラスのコーヒー販売業者。現在、コスト抑制に向け、在庫コントロールをしながら、よりよいカスタマーエクスペリエンスの提供できるように注力している。そこで目指したのが、コーポレートレベル、地域レベル、店舗レベルで、確かな情報に基づく意思決定を支援するエンタープライズ・データウェアハウスの構築だった。想定するシステムは、24時間365日の安定稼働を約束する堅牢なもので、売り上げデータやマーケティングデータ、店舗管理、POS、顧客ロイヤルティデータやサプライチェーンデータまで、すべてを扱える基盤。急激に成長するデータボリュームをサポートできる柔軟なスケーラビリティを持つことも条件の1つだった。これらの情報を基に、迅速な分析と企業活動を改善し、イノベーション推進を目指したという。
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