日本アイ・ビー・エム(IBM)と日本情報通信(NI+C)は4月1日、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(以下DAC)の広告配信システム「AudienceOne」の構築を支援し、さらに同システムが4月1日から稼働したことを発表した。システム構築はNI+Cが担当、IBMは基盤となるビッグデータ分析システムを提供したという。
AudienceOneは、ビッグデータ分析基盤を搭載し、ユーザーの行動データから属性や嗜好を判断/推定し、広告配信を支援するシステム。年齢や性別が不明でも、行動データを基に属性を推定できるのが特徴だ。広告主や広告会社、媒体社は、AudienceOneの推定結果を基に、広告したい商品と親和性が高いと思われるユーザーを直接指定し、広告を配信できる。
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