広告媒体としての評価、新聞は「自分のペースで見たり読んだりできる」、ADK調査新聞広告の価値

アサツーディ・ケイ(ADK)は2月15日、「消費者にとっての新聞/新聞広告の価値」について調査結果を発表した。

» 2013年02月18日 19時10分 公開
[ITmedia マーケティング]

 ADKは、2012年9月に新聞購読者1000名、新聞非購読者500名を対象に新聞と新聞広告についてインターネットで調査した。

 世帯年収と可処分所得の設問において、新聞購読者と非購読者を比較した場合、同じ性年代で世帯収入は20〜100ポイント、可処分所得で10〜70ポイントほど新聞購買者の方が高いという結果が出た。

 「消費者が広告に求める要素」および「どの媒体の広告が要素を満たしているか」を調査したところ、消費者が広告に求める要素の上位は、「見やすい」(65.8%)、「商品の内容がわかりやすい」(62.6%)、「情報が正確」(60.5%)、「情報が信頼できる」(58.6%)、「十分な情報が得られる」(54.2%) などであった。また、上記の消費者が広告に求める要素に最も多く適合している媒体は「新聞」であるという結果となった。ADK は 「新聞広告は自分のペースで情報を見られる広告として読者に評価されているが、その力を生かすには現在のメディア環境下にフィットしたターゲティングや他のメディアとのクロス活用などが必要だろう」とコメントしている。

 詳しい調査結果はこちら。

■調査概要

調査対象者:20〜69歳男女。新聞購読者1000、新聞非購読者500

調査方法/エリア:インターネット調査/全国

調査日時:2012年9月


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