シャノンは8月29日、マーケティング/販促担当者を対象としたアンケート調査の結果を発表した。国内のBtoBマーケティング領域においては、リードの評価や育成に課題があると指摘する。
BtoB企業が現在最も投資しているマーケティング施策は、昨年の「展示会出展」から「メールマガジンの配信」へと変動が見られた。また、昨年と比較すると、メール配信システムを導入する企業が大幅に増加していることも分かった。
一方、2〜4位まではセミナー開催や展示会出展などのオフライン施策が占め、BtoB企業においてオフラインのタッチポイントを活用した施策もいまだ主流であることが分かった。また、その他の施策もまんべんなく増加しており、全体的に増加傾向にある。
営業部門との連携状況について問う質問に対して、約半数が獲得したリードを営業に連携していると回答した。
しかし、リードを評価しているかという問いに対しては、「している」「していない」の回答がほぼ半数に分かれ、精度の高いリードを営業に提供ができているかには疑問が残る結果となった。
「リード育成」に関して、「興味がある」もしくは「実施している」という回答が8割に上り、「リード育成」が注目を集めていることが分かった。一方、6割が「興味はあるが実施できていない」と回答している。
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