ニュース
» 2012年09月27日 08時00分 UPDATE

【連載】オウンドメディアコミュニケーション 成功の法則21:第3回 オリジナルコンテンツが企業とユーザーをつなぐHUBになる

企業のオリジナルコンテンツは、生活者にとって有益な情報コンテンツとなる。オリジナルコンテンツは、企業とユーザーをつなぐHUBとなり、コミュニケーションに必要な「キャッチボール」状態を作り出すのに欠かせない。

[後藤洋(トライベック・ストラテジー)/福山一樹(電通),ITmedia]

本連載は「オウンドメディアコミュニケーション 成功の法則21」(ソフトバンククリエイティブ)をコンパクトに再編集したものです。


第2回の振り返り

 第2回は、“法則5.「理解する」ことからコミュニケーションは始まる”について解説しました。コミュニケーションには情報の受け手と送り手の相互理解が不可欠です。ユーザーだけではなく、自社についても理解を深め、オウンドメディアを通じて、どんな情報(コンテンツ)をどのように伝えることができるかを把握しておくことを確認しました。

法則6. 原点回帰で「伝える」方法を考える

何を伝えたいのかを考える

 ここでのポイントは「企業側が何を伝えたいか」ばかりを重視しないこと。企業側の「何を伝えたいか」は、もちろん欠かせない要素ではありますが、この点ばかりを重視するがあまりに、ユーザー視点での「伝える」内容についての検討が希薄になりがちです。「企業視点」で物事を考えるという癖は、コミュニケーションにおける落とし穴というべきものであり、オウンドメディアコミュニケーションにおいてもコミュニケーションロスを生む最大の原因となってしまいます。そのため、企業視点で「何を伝えたいか」を考えるのと同時に、同じような優先順位でユーザー視点の「伝える」内容を検討するようにしましょう。

owned03_01.png 企業とユーザーの壁

 特に企業サイトのように、多種多様なステークホルダーがアクセスしてくるメディアである場合は配慮が必要です。企業側としても、多くの「伝えたい」内容があり、そこにはそれぞれの主張があります。一方で、ユーザー側も多種多様であり、知りたい内容やニーズもさまざまです。お互いを網羅的に把握することができず、どちらか一方の視点のみで構成されてしまうと、そこにコミュニケーションロスが発生することになります。特に危険なのは、企業視点での「伝える」が優先されてしまう場合です。

 例えば、多くのユーザーは一方的な押し売りや広告を嫌う傾向にあります。こうした流れのなかで、企業はむしろ「選ばせる」という姿勢から、「選んでもらう」姿勢が問われるようになってきました。企業の一方的なPRという視点ではなく、ユーザーの比較検討において、必要な情報を提供するという視点が重要なのです。製品やサービスについて正しく情報を提供することは、企業において「伝える」ことの基本となりますが、そこから「選んでもらう」には、ユーザーにとってプラスアルファの有益な情報提供が必要になることを理解しましょう。

owned03_02.png ユーザーにとってプラスアルファとなる情報とは?

自社コンテンツ資産の棚卸しで強みを整理する

Copyright© 2014 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

news003.jpg
【連載】グローバリゼーションという長い旅:

ロバート・ラング 2014年9月9日

「ITmedia マーケティング」eBook シリーズ:

 2014年9月9日

【連載】IOT(Internet of Things)時代のブランドエクスペリエンス:

山崎晴貴 2014年9月8日

【連載】BtoB企業のマーケティング担当者が知らないマーケティング実践ノウハウ:

内田智善/博報堂プロダクツ 2014年9月4日

夏の終わりの感謝キャンペーン:

 2014年8月26日

news001.jpg
【連載】Wunderman's view:

 2014年8月15日

【連載】インターネット時代の企業PR:

細川一成 2014年8月6日

企業におけるソーシャルメディア活用に関する調査:

 2014年7月23日

【連載】ちょっと気になるWebキャンペーン:

岡徳之 2014年7月17日

【連載】O2Oマーケティングに挑む:

小川和也 2014年7月4日

news001.jpg
【連載】BtoBマーケティングの極意!学びと実践の現場から:

佐々木康彦 2014年9月16日

【連載】ソーシャルメディアを活用したい中小企業のためのWeb発注力と運用力:

石田陽之 2014年9月10日

【連載】ソーシャルメディアを活用したい中小企業のためのWeb発注力と運用力:

石田陽之 2014年7月30日

【連載】今こそ! ヒートマップ:

中田吉彦 2014年7月29日

Loading

「ITmedia マーケティング」購読一覧