せっかく時間をかけて作ったWebサイトが、なぜかGoogleで検索してもなかなか表示されない経験はありませんか? 実は、これには理由があります。
自社のWebサイトがGoogleで検索しても表示されないのは、Googleが情報を探しやすくするための対策が足りていないからです。SEO施策を的確に、粘り強く取り組むことが、検索結果の上位に表示されるコツです。
そうは言ってもどうやればいいのか分からないという人もいるでしょう。今回は、Webサイトが検索結果に出てこない原因と、それを解決するための方法を分かりやすく説明します。狙ったページが検索結果に表示されるよう、ぜひご参考にしてください。
Webサイトが検索結果に出てこない原因は、大きく分けて4つ考えられます。
これらの問題を改善することにより、Webサイトは検索結果に表示されやすくなります。
Webサイトが検索結果に表示されるかどうかを確認するには、方法が2つあります。
WebサイトをGoogleに登録するには、Search Consoleを使ってインデックス登録をリクエストする方法とXMLサイトマップを送信する方法があります。この手順により、GoogleにあなたのWebサイトを認識させることができ、検索結果に表示される可能性が高まります。
Search Consoleで登録されていなかった、あるいはあらため改めてインデックス登録を申請したい場合はまずSearch Consoleにログインし、上部の検索窓へインデックスさせたいURLを入力して検索。インデックス状況が表示されたら「インデックス登録をリクエスト」をクリックします。
インデックス登録のリクエスト後、すぐに検索結果に表示されるわけではありませんGoogleがあなたのサイトをクロール(情報収集)し、その情報をインデックス(検索結果に表示するための整理)するまでに時間がかかります。インデックス登録のリクエストについて、詳しくはこちら(外部リンク)をご確認ください。
XMLサイトマップは、あなたのWebサイトの全ページのURLをまとめたもので、GoogleがWebサイトの全体構造を理解するための手助けとなります。このサイトマップをGoogleに送信することで、Webサイトが検索結果に表示されやすくなります。
まずXMLサイトマップを作成します。「sitemap.xml Editor」や「XML Sitemaps Generator」などの無料のオンラインツールを使うといいでしょう。Webサイト構築に「WordPress」を使っている場合には、XMLサイトマップを作成できるプラグインが便利です。
サイトマップができたらSearch Consoleにアクセスし、左側のメニューから「サイトマップ」を選択。「新しいサイトマップの追加」をクリックし、生成したXMLサイトマップのURLを入力し、「送信」をクリック。ステータスが「成功しました」になっていることを確認しましょう。
検索エンジンに理解してもらうために重要な要素は、以下4つが基本です。
これらの対策は、Webページが検索結果に表示されるために欠かせない要素です。一つずつていねいに取り組んでみてください。
最後に、よくある質問をまとめておきます。
本記事では、Webサイトが検索結果に表示されない問題の原因と解決策を紹介しました。Webサイトが検索結果に表示されない原因はGoogleがサイトを認識していない、サイトの内容・構造を検索エンジンが理解しにくいことなどが挙げられます。解決するには、GoogleへのXMLサイトマップの送信やサイト構造の整理など、状況に応じた方法がありますので、まずは表示されない原因を特定しましょう。
谷川祐一
たにがわ・ゆういち GMOソリューションパートナー メディア運営チーム リーダー。SEOに特化したサイト制作に従事。さまざまな経験を経て編集責任者(リーダー)としてSEO初心者向けオウンドメディア「SEOタイムズ」とSNS運用代行サービスの立ち上げをおこなう。ランチェスター戦略をベースとしたSEO戦略の策定を得意としている。
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