企業に求められるコミュニケーションチャネルに注目の「消える系SNS」、ビジネスパーソンが健康で働くためのポイントなど、今回は「コミュニケーション」にまつわる調査データをピックアップしてお送りします。
政治家や芸能人、企業が発するメッセージに世間が敏感に反応し、いわゆる「炎上」状態になるのを目にすると「対話」の難しさを感じます。新しいチャネルにあったコミュニケーションの作法はマーケティングに携わる人なら押さえておきたいもの。まずは8万件超の調査データへのリンクをまとめた「調査のチカラ」で当世のコミュニケーションの実情を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
トランスコスモスとトランスコスモス・アナリティクスは共同で「消費者と企業のコミュニケーション利用実態調査」を実施しました。同調査によると、企業との良いコミュニケーションによって「購入頻度が増えたことがある」と答えたのは全体の62.2%、「リピート回数が増えた」のは64.0%でした。良いコミュニケーション体験から「商品・サービスを人に薦めた/薦めようと思った」人は52.5%。「コミュニケーションに関する評判の良い企業から購入したい」人に至っては79.3%でした。反対に「コミュニケーションに関する評判の悪い企業から購入したい」人は82.6%。企業が売り上げアップを目指すなら、我慢比べのような価格競争に明け暮れるよりもコミュニケーション能力(いわゆる「コミュ力」)を磨いた方が手っ取り早いのかもしれません。
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