「今こそ、CRMのROIを上げる成功方法論を考えよう(1) 」に引き続き、マーケティングデータ分析ソリューションを提供する米Amplified Analytics社のブログに掲載されていた“Unlocking Value of the CRM part 2”(「CRMの価値を引き出すには パート2」)から、CRMプロジェクトにおけるベストプラクティスを考えていこう。また、本記事最後の部分は、“CRM――Build for Adoption”(「CRM導入における開発のポイント」)も一部参考にした。
さて前回は、CRMのROIを上げるには、「目的明確化」と「有効なリーダーシップ」の2つが必要だと述べた。CRMの目的を明確にするのは難しく、なかなか数値で計れない漠然(ばくぜん)としたものになることが多いが、そこを推進するために強力なリーダーシップが必要となる。そのリーダーシップの下、プロジェクト関係者の中で協議を重ね、目的とそれを実現するための機能要件を洗い出すことが、最初のステップになる。
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今こそ、CRMのROIを上げる成功方法論を考えよう(1)
ここでいう“成功”とは、ROIを得られるか否かということ。IT投資に対し、できれば客観的に測定しやすい金額ベースで換算できる効果が得ることが、CRMを始めとするIT導入の最大の狙いだ。
熊本県の深野酒造、Salesforceで「熊本特産球磨焼酎のファン」作り
熊本県人吉市の老舗蔵元・深野酒造は4月23日、リピーター顧客の向上と販路開拓に向け、セールスフォース・ドットコムが提供するクラウドサービス「Salesforce」を採用していることを発表した。インターネット販売や、醸造所見学者などの個人顧客の情報管理をSalesforceで進めているという。
第6回 「メールマーケティング」という取り組みの意味を考える
メールマーケティングを単に「メールによる販促」という観点で捉えるのではなく、そこからの拡がりをイメージして取り組むことが大変重要です。広義に捉えれば、メールマーケティングは、CRMや顧客中心の考え方に基づいたアプローチです。仮に手段が変わったとしても、そこで得た考え方やノウハウはある程度継続して有効に働くでしょう。
第3回 テクノロジーが広告会社とクライアントの関係性を変える
デジタルテクノロジーに始まったマーケティングの小さな変化が、「クライアントと広告会社」という受発注の関係を変化させた。いまや、われわれ広告会社とクライアント企業は、(ビジネス)ゴールを共有する「ビジネスパートナー」という関係性で、マーケティングを展開している。
モバイルCRM市場が一気に伸びる可能性あり?――米ガートナー「2014年までに、昨年比5倍の市場に」
CRMやERPなどエンタープライズアプリケーションの最新トレンドニュースを掲載するEnterprise Apps Todayは4月12日、“Mobile CRM App Market Set to Explode: Gartner”(「モバイルCRMアプリケーション市場が爆発的に伸びる可能性:ガートナー」)と題する記事を掲載した。
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