このように、一度接点を持った顧客に対してタイミングを改めてアプローチをすることで、売り上げを底上げできる可能性があります。とはいえ、受注のチャンスが残っている未案件化顧客に対するアプローチをしっかりと行なっている企業は少ないのが実状です。
その理由の1つは、最初に述べたように、BtoBマーケティングのプロセスに、2つのデータベースが存在しているからです。マーケティング部門と営業部門が顧客情報を別々に管理してしまう結果、営業が対応した顧客のうち、案件化しなかった顧客情報の扱いが曖昧になってしまうことが多くあります。
第1回 名刺こそ隠れたホットリード! BtoBマーケティングのプロセスと名刺管理
第2回 名刺データベースから売り上げを上げる2つの理由と3つのポイント
第3回 人事部長がNo.1マーケター? 全社員がマーケターになる時代の顧客接点共有
第4回 SFA/CRMの「見える化」と名刺管理の「見える化」
第5回 ロングテール化するBtoBのマーケティングプロセス
第6回 名刺管理のもう1つの潮流、ビジネスネットワーキング
第1回 「見込み客」が、「こっちを振り向いてくれる」瞬間を見極める
第3回 リード評価とインバウンド対応オペレーション設計
第3回 リード評価とインバウンド対応オペレーション設計
第1回 マルチチャネルキャンペーンの効率的な統合管理と実施事例Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.