このように、一度接点を持った顧客に対してタイミングを改めてアプローチをすることで、売り上げを底上げできる可能性があります。とはいえ、受注のチャンスが残っている未案件化顧客に対するアプローチをしっかりと行なっている企業は少ないのが実状です。
その理由の1つは、最初に述べたように、BtoBマーケティングのプロセスに、2つのデータベースが存在しているからです。マーケティング部門と営業部門が顧客情報を別々に管理してしまう結果、営業が対応した顧客のうち、案件化しなかった顧客情報の扱いが曖昧になってしまうことが多くあります。
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