今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
今回、最もドメイン数を伸ばしたのはGMOパペポの「Color Me shop」で、プラス135でした。増減を繰り返しながらも長期にわたり8000以上のドメイン数を維持し、2位のポジションをキープしています。
次にドメイン数の増加が大きかったのは、8位の「Magento」です。3月度に続き、今回もプラス126とさらに続伸しました。
全体的に増加傾向にある中、4位の「Shopify」と6位「EC-CUBE」が減少に転じました。カナダ発の「Shopify」はここ半年ほど増加トレンドでしたが、今回はマイナス34ドメインと減速しました。
今回は、Eコマース支援サービスを手掛けるThe Future of Commerce発表の「E-commerce trends 2025」の中から、注目のトレンドトップ5を紹介します。
- AI主導のパーソナライゼーション:商品検索からクリエイティブなメールマーケティングまで、2025年のEコマースの基盤となるのはAI(人工知能)によるパーソナライゼーション
- データセキュリティとプライバシー:顧客は自身の個人データを懸念している。2025年、Eコマースブランドにはデータ暗号化や安全な決済ゲートウェイ、責任あるAIの実装が必要
- ソーシャルコマース:新しい商品の発見やブランドとの交流、消費者が信頼するオーセンティックな商品レコメンデーションに関して、2025年のオンライン販売者にとって、ソーシャルショッピングは非常に重要な存在
- ボイスコマース:2025年、スマートフォンやメッセージングアプリ、AIが、会話型コマースを業界の最前線へと押し上げる
- AR(拡張現実):ARは、顧客が洋服やメークアップを「試着」したり、家具や塗料が自分の空間でどのように見えるかを確認したりすることで、オンラインショッピングの不安を軽減させられる
テクノロジーの進歩に伴い、マーケティング業界でもAIの活用が進んでいます。AIツールはブラウジング履歴や放棄されたカート、購入履歴を分析したパーソナライゼーションをユーザーに提供できます。これは、ユーザーエクスペリエンスの向上だけでなく、販売促進にもつながります。ただ、中には失速しつつあるAIがあるので、その選択は重要です。
TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。
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