今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介します。
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介します。まずは、パーソナライゼーション製品の国内売れ筋TOP5です。
前回、5位にランクインした「OneSignal」は、わずかですがプラス5ドメインで今回も続伸しました。
全体的に微増の中、唯一マイナスとなったのはNTTドコモの「ecコンシェル」で、マイナス8ドメインでした。
今回は、Sender.netが発表した「55+ Personalization Statistics & Facts for 2025」(外部リンク/英語)の中から、「パーソナライズされた顧客体験の統計」を紹介します。
・パーソナライズされた顧客体験の統計
現在、消費者がブランドと関わる際に期待しているのは、完全にパーソナライズされた体験です。それがなければ、競合他社へと離れていってしまいます。パーソナライゼーションは単なる気遣いではなく、ビジネスの成果を左右する大きな要素です。以下の統計が、パーソナライズされた顧客体験の実態を表しています。
・66%の顧客が、自分の欲求やニーズをブランドが理解してくれることを期待している
・マーケターによれば、パーソナライゼーションの最大のメリットは顧客体験の向上である
・マーケティングにおけるパーソナライゼーションの主な2つの用途は、製品の推奨と予測的な顧客サービスである・
消費者の60%は、パーソナライズされたショッピング体験の後はリピーターになると回答した
出典:55+ Personalization Statistics & Facts for 2025(外部リンク/英語)
消費者は「多くの人におすすめ」の情報を得たいのではなく、「私」「自分」が必要としている、価値のある情報を得たいと考えています。パーソナライズされた顧客体験が、次のビジネスにつながります。
次に、A/Bテストツール製品の国内売れ筋TOP5を紹介します。
1位から4位まで大幅に減少した1月度から一転、今回は全体的に微増、微減にとどまり、ランキングも大きな変化はありませんでした。
TecPlus(テックプラス)はAI塔載型チャットツールを提供するチャットプラスが提供する競合テクノロジーの導入・解約情報データ(テクノグラフィック)サービスです。同サービスは高精度のトラッキング技術で国内150万以上の企業のドメイン・URLを解析。海外および国産の1000以上のツールについて、「いつから導入開始?」「いつに解約された」「企業のテクノロジー環境は」「どのサイトへ導入されている?」などを特定し、自社の営業活動やマーケティング効率を最大化するデータ提供を国内ICT企業やDXを促進する一般企業向けに提供しています。これを基に当連載ではテクノグラフィックデータにフォーカスし、関連製品の導入数ランキング(直近1カ月)を週替わりで紹介します。
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